何かを行うとき「静」と「動」の瞬間を決める必要があると思っている。
ここでいう「静」は準備期間で、「動」が実際に手を動かす期間。
別に決めなければいけないということではないけど、明らかに決めたほうが効率が良くなる、パフォーマンスが良くなるみたいなことは多々ある。
その場合において、論理的だろうが直感的だろうが、「ここ動くと効率が良いタイミングだ」みたいな瞬間がある。
その場合その瞬間には行動してなければならない。
つまるところ、その前までに準備をしておけということでもある。
自分の場合は、動のタイミングを見つけても準備ができておらず、行動がワンテンポ遅れてしまい思ったようなパフォーマンスが出せないことがある。
それではもったいない。
どうにかして、そのワンテンポ早い行動の準備をしていたい。
ここで何が一番大事かを考えたのだが、おそらくシミュレーション力。
「動」のタイミングを見つける時に多くが、こうなってこうなるみたいな先の展開が読めたときに、その展開に対する逆算でここで力を入れるとより効率的みたいなものが思いつく。
しかし、それはその場面になったから、構造を把握したから分かるようになったみたいな「受動的」なもので、その場面で展開を思いつく人は多分それなりにいる。
それでは、先にシミュレーションしていた人にはワンテンポ遅れを取る。
ここでいうように、その先にシミュレーションしておく必要がある。
ここで重要なのが主体性というか、自分で探してきて分析するみたいなそういう部分だと思う。
そして、それは「論理」がつかさどる部分だと思うが、何より確率がそこまで高くないということを意識する必要があるが、逆にそこにとらわれすぎて準備不足になる恐れもあるので要注意ではある。
まぁおそらくそこまで確率を重視する必要はない。
なぜなら、ここでやっているのは準備をワンテンポ早めて優位性を高めるということであり、そのためにはどうしても確実性は低くなる。
だとしても、ワンテンポ遅れた場合に優位性を確立する部分というのは、そもそも準備する必要がないくらい高いスキルがあるとか、異常に吞み込みが早い人みたいな条件なので、シミュレーションした確率の方が高くなると思う。